逝ける映画人を偲んだ曲や、惜しまれつつ閉館するシアターNで聴いた曲、
王道名曲からスキマ曲までさまざまな映画音楽をお送りするサントラナイト。
今年もおいしいお酒と楽しいひとときをお楽しみ下さい。
SOUND AFFECTION presents サントラナイトvol.2
おかげさまで無事終えることができました。
ご来場の皆さまありがとうございました。(2012.11.25)
09『Fools Rush In』はBow Wow Wow『12 ORIGINAL RECORDINGS』バージョンの方。(映画のケヴィン・シールズ Remixは映像向けで、あのビートのパンチ薄めです)11,12は今回一番かけたかった勝新関連。アルバム『夜を歌う』は洋楽カバー中心で、勝新ボーカルがもう最高!シビれます。12はモップス星勝ボーカル曲。勝新主演『御用牙』サントラ(廃盤)とシングルでしか聞けない隠れた名曲。16『ある日渚に』は“森岡賢一郎アレンジストリングスで指揮する”という夢を叶えるための選曲でした。
順番忘れましたが今回はカヴァー無し、ストレートに佳作名曲で。01は絶対字幕化されない映画その1、ウッディ・アレン初期の珍作。映画とは関係ありませんがこの曲ジョージィ・フェイムのカヴァーもおススメ。02も字幕化されない映画その2。ジョージィ・フェイム主演映画の主題歌。ビージーズ、ロビン・ギブの追悼の意もこめて。03はエリザベス・テイラー「夕なぎ」。メインテーマはジョージィのHideway(しつこい...)04は映画オールタイムベストの「ロング・グッドバイ」から。前回かけそこねたので再エントリー。トラ猫が餌をねだるオープニング、晩夏の砂浜、走っても追いつかない車。そして待っているのはやるせない結末。どこをとっても切ない余韻が残る素晴らしい映画であります。05はロイ・バッドのエレピが最高にクールなマイケル・ケインのハードボイルド傑作。苦節十数年、やっと字幕付きで観る事ができた記念で。
1~3は、10月で姿を消した浅草の映画館を偲び、クレイジー&寅さんで。 3は桜井センリさんも出演。4~6は、出演者の山田辰夫氏つながりで。7と8は、劇中の稔侍の役柄を考えるとつながりが味わい深く。10はTBSの金曜ドラマ主題歌、出演者の陣内孝則が爆裂都市の雰囲気を引き継いでてかっこよかったです。12はハルヲフォンの小林克己作曲、13は「気ちがい」「脳たらず」が引っかかって発禁になったシングル盤、15は近田春夫プロデュース、16はフィルムスの赤城忠治による近田春夫への提供曲を、映画版では自らが歌唱、17は日本が誇る偉大なパンクバンドですが、彼らの解散ライブ(95年)でシアターN支配人の近藤氏がダイブしている映像がYouTubeで観られます。18は若松孝二監督追悼、19は曲自体は橋本淳&筒美京平ですが、アレンジ・演奏のサリー久保田さんは若松監督「キャタピラー」の音楽監督もつとめられていたという…。最後は映画にも本人役で出演し、演奏しているゼルダの曲を。
1はクリストファー・ロイド来日記念、2はシアターNで上映、3はシアターNがあった旧ユーロスペースで上映された上、川勝正幸氏が出てたフジテレビの深夜番組主題歌でもあり、4は今年はロジャー・コーマン・イヤーということで。7も旧ユーロで観たのですが、「ゆきゆきて、進軍」観に行ったつもりがレイトショーでこの映画だったという。12、13もシアターNで上映、この曲はソニック・キックスのデラックス・エディションにしか入ってなかったので買い直しました。
14のIRAがらみの映画から、シアターNで上映された北アイルランドのパンクドキュメンタリー中の15へ、次もシアターNでのカナダ・バンクーバーパンク・ドキュメンタリー映画から、ロッキー・ホラー・ショーの続編的映画を挟み、18はまたシアターNでヒットしたモット・ザ・フープルの映画、19はiTunes Store限定配信の映画中のカラオケシーンから、20もシアターN、21はトニー・スコット監督追悼、22は今年観たベストでサントラも最高、その内容から23へつなげ、ルーカスフィルムからのクレームで発売中になったとかいうシングルで(現在はCD「テクノ歌謡 ポリドール編」に収録)、25はエレポップアレンジつながりの名カバー(以下より自由にダウンロードできます→ http://mickeyromance.seesaa.net/article/225376835.html)最後は日曜の夜をせつなさのどん底に陥れる曲で…しめようと思いましたが寂しすぎるので、今回のフライヤー由来の27、元祖モダーンズが出ている28で終了、でした。